淡海の近代土木遺産

7.吉祥寺川・一の谷堰堤群

2009年3月10日、3月11日、3月12日調査。
吉祥寺川とその上流の一の谷にある堰堤群。吉祥寺川は深く、立派な滝がある。主な堰堤は、明治22年施工一の谷堰堤、昭和8年施工吉祥寺川谷止


1号堰堤 越流部 2号堰堤
奥真光寺谷出会下流。
原石の大石が積まれている。水量が多く壺が深く広い。木々の緑、石の色、壷のみず色のバランスがよく落水がきれい。
越流部侵食が少し見られる。 一の谷へ分岐上流。
横長の原石が乱雑に積まれている。水量が多く壺が深く広い。

落水部 3号堰堤 落水部
水量が多い。天端はみだれ方々から越流している。 小規模

4号堰堤(吉祥寺川谷止) 右岸より 天端石組
昭和初めの施工で割石がきっちり積まれている 全面越流 床張りの組石が精緻に張られている。

銘版 5号堰堤(一の谷堰堤) 正面組石
谷山堰堤昭和8年2月竣工内務省 大きさが大小不揃いな整形割石がきれいに谷積みされ、矩形の水通しがある。 逆光で暗いイメージ。積み石も黒っぽい。中段付近からの漏水が多い。

左岸より 正面石組 水通し部
天場の下流側の隅は水通し部も含め縁取りされ、石積みの乱れは全くない。天場は広く力強い印象。 大半が中段から漏水している。この割には石積みに狂いはない。 切り石の縁取りが明確で隅部は直線。

天場石組



全幅、底張りがある。