淡海の近代土木遺産

2.土佐ヶ谷堰堤群

2009年2月15日調査。
天神川の左岸の最下流にある谷。比較的整った切り割石が谷積もしくは布積されている。主な堰堤は、明治27年施工の土佐ケ谷2号谷止。



1号堰堤 2号堰堤 3号堰堤
野面石布積、状態は良好であるが、下部に根固めてきなものがあったようだが半ば崩壊している。 割石谷積、状態は良好で、きれい。 野面石乱積、下部が抜け、ツボが大きい

4号堰堤 5号堰堤 6号堰堤
大野面石乱積、ツボが非常に大きくきれい。 大野面石乱積、ツボが非常に大きくきれい。 大野面石乱積、ツボが大きくきれい。

7号堰堤 8号堰堤 9号堰堤
割石谷積、状態は良好。最下段に1列小さな石が基礎として積まれている。ツボが非常に大きく、きれい。 野面石乱積、ツボは非常に大きくきれい。 割石谷積、大規模で中央部がたるむ。下段の2列は布積みで大きなカマがある。

10号堰堤
11号堰堤
9号と全く同じ構造であるが、下部の布積み部が、落水で大きな浸食を受けた上崩壊している。 落ち口石が極端な浸食を受けている。 野面石乱積、小規模。

12号堰堤(土佐ケ谷2号谷止)

割石谷積、明治27年施工の土佐ヶ谷2号谷止。中たるみ型。整形された割石が谷積みされ、下段の3列は布積み。谷積部は3段+3段の2層に分かれ小段がある。流水部の白い積み石が印象的、小段も綺麗に谷積みされている。 きれいに刈り込まれ、シダの緑と白い石がきれい。2層の配置のバランスがよい。下部に布積3段の基礎がある。 小段がよくわかる