淡海の近代土木遺産

3.老ヶ辻橋梁

２０１０年４月１０日調査
老ヶ辻、七反田橋梁。この付近はこの２橋梁のほかレンガ積アーチ暗渠はない。これらの橋梁はかつて西大路、向日町間に存在した２５径間の下津林橋梁を彷彿させる。いずれも東南側の下り側にあり、午後の撮影では日陰になる。老ヶ辻と七反田橋梁の構造はほぼ同様である。
１８７６年（明治９年）開通、１８９６年（明治２９）複線化

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１．右岸より	２．右岸下より	３．左岸より正面
欠円３連アーチ橋梁。

４．京都側隔壁正面	５．京都側坑門	６．京都側内部
		欠円アーチが良く分かる。

７．京都側側壁	８．京都側隔壁上り線側水切り	９．施工継ぎ目
	河川上流側	継ぎ目は下り線側。隅石がある。十分に施工されていず、モルタルで補修されているが大穴があいている。

１０．上り線側側壁先施工部	１１．下り線側側壁後施工	１２．上り線側より内部
後施工より積み石の形状が極端に不揃い。レンガ積は、わずか２．５段積まれている。レンガがきれいな部分は積み直されているように見える。	先施工より切り石が整形できれいに積まれている。