1.小刀根トンネル
2009年4月12日調査
切石造り冠木門型ポ−タル。坑門(イギリス積み)、要石、壁柱、帯石、パラペット、笠石あり。迫石、扁額はなし。
小刀根トンネルは、バイパスが別あるのでじっくり観察できた。敦賀側坑口は、側壁、天井ともにレンガ積みであるが、入ってすぐ側壁は、石積みに変わる。
馬蹄形断面 1868年(明治14年)竣工
1.敦賀側坑門 |
2.要石 |
3.パラペット |
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典型堰な冠木門型ポ−タル。切石の凹凸が目立ち簡素であるが力強い。 |
敦賀側要石は縁どられ、施工年の明治14年の表示が彫り込まれている。 |
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4.坑門ア−チ部 |
5.側壁 |
6.内部米原方面 |
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山目地が良くわかる。 |
敦賀側内部側壁は、レンガ積みであるので、坑門も全周レンガ積み。またこの部分の目地は山目地と判断される。 |
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7.内部北側側壁 |
8.内部南側側壁 |
9.退避坑 |
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ア−チ部はレンガ積み(長手積み)、側壁は石積みであるが、敦賀側の数mのみレンガ積みである(イギリス積み)。手前がレンガ積み。 |
側壁はレンガ、切石と露出岩盤で構成されバラエティに富む。手前、粗い石積み、退避坑が遠くに見える。この間の石積みは積み方が乱れている。露出岩盤の様にも見える。 |
内部に避難坑も備える。奥は岩盤。 |
10.米原側坑門 |
11.パラペット |
12.坑門ア−チ部 |
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デザインは敦賀側と同様、側壁部は切石積み。 |
米原側要石は単純な江戸切りで特に装飾的な要素はない。 |
敦賀側と異なり目地は平目地。 |
13.米原側側壁 |
14.斜め右下より坑門全体 |
15.敦賀方面出口 |
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側壁部は切石積み。 |
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前方に刀根トンネル、当然のことながら一直線でつながる。 |
16.敦賀側橋梁 |
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敦賀側の橋梁の桁は、補剛材の型式より大正8年以降のもので、開通当時のものではなく、掛け替えられているようである。 |
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