淡海の近代土木遺産

1.本川堰堤群

2009年3月12日、3月26日調査
信楽下山川流域にある堰堤群。石工附属土堰堤、粗石コンクリ−ト、下流法面が緩勾配であり、大規模あることが特徴。
堰名称は、琵琶湖工事事務所「歴史的砂防施設」、滋賀県「滋賀の近代化遺産」を参考に、下流から下山川1号堰堤(明治30年)、下山川堰堤(明治30年)、下山川床固(明治34年)、下山川2号堰堤(明治30年)、下山川3号堰堤(明治30年)とする。、


1.下山川1号堰堤 2.(右岸側) 3.(左岸側)
石堰堤、粗石コンクリ−ト、谷積みで両袖地山。 両岸に石積み護岸がある。

4.(基礎部) 5.下山川堰堤 6.(水通部右岸より)
2段の鉛直壁になっている、最下段に杭列が露出。 石工附属土堰堤、粗石コンクリ−ト、谷積み、両袖土堰堤。

7.(水通し部右岸護岸) 8.(水通し部左岸護岸) 9.(右岸袖部石積み)




10.下山川床固 11.(左岸土堰堤部) 12.(左岸土堰堤石張り)
石工附属土堰堤、粗石コンクリ−ト、 谷積み、両袖土堰堤。


13.(水通し部左岸より) 14.(水通し部右岸護岸) 15.(左岸側土堰堤石積み端部)




16.下山川2号堰堤 17.(正面全景) 18.(堤体中央石組)
石堰堤、粗石コンクリ−ト、谷積み、両袖土堰堤。


19.下山川3号堰堤 20.(正面全景) 21.(堰堤背面)
石堰堤、粗石コンクリ−ト、谷積み 左岸袖土堰堤。
膨大な土砂を堆積し背後に広大な堆砂面を有する。