名 称 |
調査月日 |
備 考 |
1.JR琵琶湖線・東海道 本線 |
山科〜彦根間、自転車と徒歩で全線をカバ−して います。作業時間節約のため先に公開したブログ 「淡海の土木遺産」のマイフォトにリンクしています。ご く稀に変わった煉瓦積みア−チ暗渠があります。 彦根〜米原間、米原〜醒ケ井間(東海道本線)も公 開。 |
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2.田上山(桐生)堰堤群 | 天神川、獄川、吉祥川の明治時代の堰堤が存在す る主な谷を這いずり廻っています。各谷により統一され た様式も見られ興味深い。やはりオランダ堰堤、鎧堰 堤は圧巻である。今後調査予定…滝ヶ谷大谷谷止 (M28)、不動谷谷止(M25)、若女谷堰堤、五味谷 12号谷止、吉祥寺川10号谷止、桐生落ガ谷等 |
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3.信楽下山川堰堤群 | 信楽下山川流域。各資料で下流3ヶ所の大規模緩 勾配堰堤の位置と名称が統一されていず混乱してい る。上流の支谷にも小規模ではあるが、同様の様式の 堰堤が残る。 |
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4.大戸川発電所群 | 各発電所の導水路を徒歩にて調査。随所で蓋掛け 等改修されているが、大正初期の石積み構造物が今 も機能している。特に大鳥居発電所の田代川導水路 は、現代では考えられない小規模な施設で当時の電 気の希少価値が実感できる。 |
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5.瀬田川(宇治川)沿い 河川工作物 |
明治33年の自記水位計が今も稼働しているのには驚 かされる。旧南郷洗い堰の堰柱の石張りは芸術的で ある。 |
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6.琵琶湖南湖沿岸施設 | 2009年2月、2 010年1月 |
内湖が干拓され、クリ-クが圃場整備で埋め立てられ 揚水施設や水位保持用の堰、閘門等が失われまし た。志那の閘門は奇跡的に残った施設ですが木製樋 門は既にありませんでした。矢橋と小船入の常夜灯の 周囲の木は同様に見る影もない姿になっています。 |
7.近江鉄道 | 2009年4月、1 月、2010年9月 |
必要とされる輸送力が開通当時から今日まで変わらな いためか、時代に取り残されたように古い施設が残り、 鉄道そのものが土木遺産。特に橋梁は開通当時の美 しい桁が残る。 |
8.JR草津線(信楽高原 鉄道) |
2009年1月 | 開通も同じ時期で当時は、鉄道として東海道線と同 様のグレ−ドであったはずであるが、草津線は単線のロ −カル線にとどまる。だだし、創業当時の関西鉄道の 意気込みは構造物の装飾をとうし今に伝わる。 |
9.豊郷揚水機場 | 2009年4月 | 農業用水の施設としてはあまりないモニュメント的な装 飾も施され立派な施設である。単なるポンプ場ではな く地区の人々の願いが叶った心のよりどころ的な施設 でもあり、それ故今日まで竣工当時の姿で残されたの であろう。 |
10.旧東海道隧道 | 2009年1月 | 東海道家棟川隧道、中山道の家棟隧道が河川改修 とともに取り壊されたのは惜しまれる。 |
11.琵琶湖疏水 | 2008年11月、 2009年1月、7 月 |
第一疏水滋賀県側。どの施設も造りが超豪華であ る。 |
12.JR北陸線 | 2009年4月 | 建設当時を今に伝える日本最古のトンネル、小刀根 トンネル。トンネル内で側壁の構造が変化し興味深 い。柳ヶ瀬トンネルは改変されているが、中を通過する と竣工当時の雰囲気がよくわかる。 |
13.JR京都〜大阪間 | 老ヶ辻橋梁、門ノ前橋梁等。住宅地の中に1876年 (明治9年)開業当時の暗渠、橋梁が残り頻繁に利 用されている。側壁の石積みは粗大で、10年以上後 の琵琶湖線とはやはり様相が異なる。 |
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14.三重県 | 2011年1月 | 四日市旧港潮吹堤 |
15.その他 | 近江八幡旧 中川煉瓦製作所 |